うちでホコリをかぶってたeeepcを子供用に復活させるために、raspbianを一般のPCで使えるようにしたosであるpixelをsdカードにインストールして、使えるようにしてみた(紹介記事「Raspberry PiがPixelをリリース―軽量OSが古いWindowsとMacを生き返らせる」) 。ついでにeeepcに必要なセットアップをしてみた。

SSDにインストールしようとして失敗

eeepcはssdが内蔵されているので、そこにインストール出来れば高速に起動しそうだしいいなと思い、色々ググってやってみたんだけど、うまくいかなかった。デスクトップっぽいものが表示するとこまではいったんだけど、背景画面は出ないし、画面サイズは大きいしということで、初めてのインストールにはハードルが高すぎたのでやめた。多分sdbが壊れているのか参照出来てないのかそんなとこだとは思うんだけど・・・

SDカードへインストール

通常pixelはUSBやSDカードへインストールするので、isoイメージをSDカードへ書き込んでインストールした。pixelのページでは、etcherを使っていたので、そのままetcherを使って書き込みした。で、書き込んだSDカードをeeepcのSDカードスロットに入れて起動し、BIOSオプションで、SDカードから起動するように変更すると、何の問題もなくpixelが起動した。ssdからじゃないのでちょっとだけ遅い気もするけど、個人的には大して気にならなかった。

設定

先にいつもパッケージの管理にaptitude、エディタにvimを使っているので、aptitudeをインストールした。

$ sudo apt-get install aptitude vim

日本語化

メニューの日本語化

他の記事にあるRaspberry Pi Configurationとかraspi-configみたいなコマンドは無いので注意。

chromeの日本語化

$ sudo aptitude install chromium-browser-l10n

ページの表示については設定->詳細->言語と入力の設定 で、日本語を追加したり、選んだりする。。 

日本語入力

Mozcをインストールした

キーボード配列

UKになっているので、USに変更しておく。メニュー->設定->キーボード、マウス設定からUSキーボードを追加して、初期設定として設定する

バッテリー確認

$ sudo aptitude install apci apci-tool
acpi-tool

フィルタリング設定

子供用なので、不適切なサイトは見れないようにしておきたい。今回はsquidとdansguardianの組み合わせでフィルタリングを行った。

DansGuardian

chromeのフィルタリングにDansGuardianとSquidを使った.

$ sudo aptitude install squid3 dansguardian

変更点は以下

$ sudo vim /etc/dansguardian/dansguardian.conf
language = 'japanese'
filterport = 適当に1
proxyport = 適当に2
$ sudo vim /etc/squid3/squid.conf
http_port = 適当に1

プロクシ設定

chromeストアで「proxy switchysharp」と検索し、該当する機能拡張をインストール。proxy switchsharpの設定画面でプロクシの設定が出来る。プロクシポートにdansguardianで設定した適当に2を設定する。複数設定して、切替を地球儀アイコンから選ぶことが出来る。

Scrach1.4で日本語入力

今回入れたpixelではvmの再インストールは要らなかったので、scrach起動オプションの変更だけで日本語入力出来るようになる。

$ sudo vim /usr/bin/scrach

参考 + Linux でバッテリー状況確認方法幾つか | matoken's meme + Linuxのchrome,chromiumでプロキシを通す - Qiita + Linux版Scratch1.4で日本語入力 - Qiita + Squid + DansGuardian